ユポ(スーパーユポダブル)について

1、ユポの名前の由来

YUPO(ユポ)という名前の由来は、三菱油化株式会社の「油化のYU」と王子製紙株式会社の「王子のO」の間に「紙(PAPERのP)で「YUPO(ユポ)」と名付けられました。※1

2、ユポの製造方法

主原料はポリプロピレン樹脂で無機充填剤と少量の添加剤を加えたものを原料として、二軸延伸フィルム成形によりミクロボイドを発生させながら成膜されたものです。最も特徴的なのは製品厚さの厚い物から薄い物まで、ベースとなる基層とその両表面に積層された紙状層とで構成され、多層構造になっているということで構造と共に、日本をはじめ欧米各国で多数の特許を持っているそうです。

3、ユポの特性について

水に強い 水に濡れても強度の低下や形状の変化はほとんどなく、とても耐水性に優れています。
破れにくい 主原料がポリプロピレンなので、引っ張り、折り曲げ、衝撃などに強いです。
表面がなめらか 均一のなめらかさを保つ表面なのでラミネート・コーティング加工仕上げなどに適性がよいです。
油・薬品に強い 酸、アルカリ、有機溶剤、油などの薬品類に濡れても品質の劣化がほとんどありません。
環境にやさしい 主原料は炭素と水素からできているので有害となる塩素ガス等は発生しません。また資源として再利用することも可能です。
※1.三菱油化株式会社は、現在 三菱化学株式会社として。 王子製紙株式会社は、現在 王子ホールディングス株式会社として

4、ユポの製法について

ユポ製造について、
※ユポ クイックガイド2016 24Pより抜粋させてもらいました。

5、折り加工や抜き加工を考えたユポの特長について


ユポには、紙と同様に目があります。表示サイズの最初に書いてある寸法と平行に目が走っています。 例えば、788×1081ミリと書かれていれば、788に平行に目が走っているので、横目(Y目)と言えます。 ユポの平判の多くは横目ですが、ファンアウトが発生しやすい一部の製品は縦目を準備しているようです。 巻取品の場合は、通常紙と違って進行方向と逆に目が走っているようです。 順目と逆目では、順目の方が強く。2倍の「コシ=強度」差があるようです。

詳しくは「ユポコーポレーション 事業所」もしくは、お取引の用紙卸商にお問い合わせください。

スーパーユポダブルは、従来品の主原料である化石燃料由来樹脂の一部を、植物由来のバイオマス樹脂に代替することで、CO2の排出量に削減しています。※バイオマス樹脂とは、サトウキビなどの植物を原料とする樹脂。植物は成長する際に光合成によって大気中のCO2を吸収するため廃棄焼却時のCO2の排出量をゼロとみなすことができます。

ユポタック紙」についても、詳細を掲載しております。